ニーチェアに数量限定で限定仕様が発売されるようです。販売開始は少し先ですが、今回の限定仕様についてご説明していきますね。
ニーチェアにオイル仕上げの限定モデルが発表
ニーチェア オイルフィニッシュ
ニーチェアにオイルフィニッシュの特別な仕様が追加されるようです。
通常のモデルはウレタン塗装なので、オイル塗装とは質感が全く異なります。簡単に言うと、ウレタンは表面を樹脂でコーティングするのに対し、オイルは木材に油を染みこませて汚れが入りにくくするというものです。
オイルフィニッシュ仕様の肘かけと、人気色のシートを組み合わせた 特別仕様のニーチェアエックスを数量限定でご用意いたしました。オイルフィニッシュの肘かけは、植物由来のオイルを表面に塗り込むことで、 木目や節など、天然木本来のあたたかみのある表情が感じられ、 やわらかな手触りをお楽しみいただけます。
ニーチェア公式サイト オイルフィニッシュの特設ページ(https://www.nychairx.jp/oil-finish/)より引用させていただきました
ニーチェアは定期的に限定の仕様を販売しています。2019年にはニーチェアが50周年を迎えオイルフィニッシュのモデルが販売されましたが、その時は「ブラック」と「生成(きなり)」の張地の2種類でした。
今回は「ホワイト」「グレー」「キャメル」の3種類。定番の「ブルー」と「レンガ」は選べないようです。今回のラインナップの中では特に、ホワイトとグレーがお部屋に合わせやすそうですね。
私は数年前にニーチェアを購入してしまいましたので購入予定はありませんが、買うのであればオイルフィニッシュアーム×グレーの組み合わせで購入すると思います。
今回の仕様をまとめると下記のとおりです。
- 木材はビーチ材のナチュラル色のみ。ダーク色は販売なし。
- 木部の塗装をウレタン塗装→オイル塗装へと変更
- カラーは「ホワイト」「グレー」「キャメル」の3色展開
- 発売日は2022年9月1日(木)
- ニーチェアエックス、エックスロッキング各300台の限定 なくなり次第販売終了
- ニーチェアエックスは¥55,000 ロッキングは¥58,300 (税込み)
ずっと使うならオイル塗装
下記の記事でも書いていますが、「ウレタン」の利便性も捨てがたいものの、長く使うのであれば「オイル」を推奨しています。
耐久性はウレタンが圧倒的に高いのですが、ウレタン塗装は剝がれてしまったら自分では再塗装ができません。対して、オイル塗装の場合は自分でオイルを塗りなおすことができるので、メンテナンスが自分のペースでできます。
メンテナンスの手間を惜しまなければ、オイルで仕上げた木部は一生使えます。これからニーチェアを購入される方は、ぜひオイル仕上げも候補に入れてみてください。
使うのなら名作を
デザイナーの新居猛は「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役立ってこそ椅子」という名言を残しています。某通販サイトの口コミでは
という意見が散見されますが、50年以上前から販売される名作チェアがこの価格で買えるのであれば安い、と管理人は思っています。大変失礼な言い方ですが、似たような家具(いわゆる模倣品)を10分の1の価格で買うよりも、オリジナルを購入するべき椅子です。
ぜひ、お近くの展示店舗まで足を運んでいただき、現物を見てみてください。管理人自身がニーチェアを買ったエピソードは下記の記事にてご紹介しています。良かったらご覧ください。
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